ビジネスで聞かれる?!グローバルSCMの基本課題ってなんだろう?
みなさんこんにちは!
グローバル化が進展している今日この頃において、企業は自社のサプライチェーンをグローバルな規模でマネジメントしていく必要性があります。しかし、グローバルなサプライチェーンマネジメント(SCM)には様々な課題があるそうです。
という事で今回は、現代のグローバルサプライチェーンにある課題とはいったいどのようなものなのか見ていきたいと思います!
それではレッツゴーーー!!
企業のIT神話論
近年における急速なIT化によって受注・発注の電子化、管理業務の効率化などをはじめ旧来、机上の仕事だったものはPC上のバーチャル空間で対応されるようになり。これは大幅なSCMの効率化に寄与することになりました。
そしてそういったIT化の急速な波により、ITというものが効率化の万能薬でもあるがのごとくイメージを創造するに至りました。実際筆者も効率化を考える時にまず第一に思いつくのはITの活用でしたw
しかし、ロジスティクスにおいてはIT化がすべての問題を解決しうると考えるのはあまりにも傲慢な考えであります。
その理由は、ロジスティクスに関しては倉庫作業や輸送などのリアルビジネスが依然存在していて、ITによる効率化には限界があるからです。もちろん最近はアマゾンが倉庫作業にもロボットを活用するなど、今後を注視していく必要はありますが。
故に、グローバルなSCMについて考える時にはITによる解決策とともに、それでは代替できない部分についても個別に対応する必要性があるのです。そしてこれがまず一つ目のグローバルなSCMにおける課題と言えるでしょう。
国際的な効率化オペレーションの必要
皆さんもお分かりの通り、グローバルロジスティクスには国際輸送という国内ロジスティクスにはないプロセスが存在します。
それ故、コストや※リードタイムの削減を実現していくには輸出国と輸入国の双方が連携して最高率を実現していく必要があるのです。 (※発注から納品までの時間)
では具体的に、最適化のためにはどのようなテーマが存在しているのでしょうか?いくつか例を見ていきましょう。
- 生産拠点と販売拠点の連携及び、物流過程全体の情報共有によってグローバルロジスティクス全体のリードタイムと在庫の削減を目指す。(プロセス自体の短縮)
- グローバルレベルでの品質の確保。
- 輸出国と輸入国の情報共有による計画物流の促進。(コストダウン)
- 復路輸送の有効活用
- 物流拠点の集約(業務効率化)
企業はグローバルなSCMにおいて、こういったテーマを解決していく必要性があるのです。
まとめ
・ITは万能薬ではない、リアルビジネスへの対処に企業は注意しなければならない。
・輸出国と輸入国の間、様々な部門の間での連携を通じて効率化を実現していかなければいけない。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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