【ドバイ国際博覧会】日本の企業・文化発信の起爆剤となるか?!基本情報をまとめてみた!!

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皆さんこんにちは!

2020年というと日本では東京オリンピック開催の年であり日本にとってとても大事な年になります。

しかし、ビジネス界においてはもう一つ大きなイベントの開催が控えています。

それは、ドバイ博覧会です。

今回は、このドバイ博覧会について見ていこうと思います!

それでは行ってみよー!

 

1. ドバイ国際博覧会の基本情報

ドバイ国際博覧会

「心をつなぎ未来を作る(Conecting Minds, Creating Minds)」

をテーマとしてアフリカ・中東エリアで初めて開催される国際博覧会である。

 

日程:2020年10月20日~2021年4月10日(173日間)

出展者(想定): 182ヵ国の公式参加国や国際機関述べ247

来場者数(見込み):2,500万人

場所: アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ

ドバイ地図

 

サブテーマ 

1. Opportunity...より良い未来を創造していくためにコミュニティがもつ潜在的な可能性を明確化し具体的な行動をとる。

 

2. Mobility…Opportunity の実現に向け、よりスマートで生産的なヒト・モノ・アイディアの物理的・仮想的移動を通し、世界中に大きなつながりを作る。

 

3. Sustainability…地球に対する尊敬の念の元、新しい生活様式や資源の発見等、未来の発展・繁栄に寄与する新しい道筋を見つける。                          by経済産業省  

 

2. 日本館のテーマ

 

ア)時間を超えてつながる

古き良き伝統文化を保ちつつ、新しいものへと挑戦を続ける日本の精神や、時間を超えた知の交流をめざす(伝統と革新の融合)。

 

イ) 空間を超えてつながる

物理的な距離や分野の垣根を越えてあらゆるものをつなぐ日本のイノベーションを世界に発信していく。

 

ウ) 国境を超えてつながる

日本文化の特徴である他の文化の受容に対する寛容さ、それらを独自の形で進化させていく柔軟なクリエイティビティを世界に発信していく。

 

日本館ではこうしたテーマに基づき今後どういったものを出展していくか決定していく事になる。 

現時点(2018年3月)では具体的なことは発表されてはいませんが、

情報技術を利用した疑似体験の提供・日本の心を感じられる体験の提供・五感を刺激する空間デザインを提供していく予定(by経済産業省

 

3. ドバイ博覧会は日本文化発信の起爆剤になるか?

 

 ドバイ国際博覧会は日本の大きなビジネスチャンスとして期待されているが、このドバイ国際博覧会には実際のところどのような重要性があるのだろうか?

 

ア) 成長市場

中東・北アフリカ地域にはたくさんの人たちが生活しているだけではなく、その人口構造はピラミッド型をとる。

 

つまりは、若年層の人口が多い、人口の増加率が高いといった特徴がある。

 

よって、中東・北アフリカ地域は人口ボーナスや豊富な天然資源をもとに今後大きな成長をしていくと考えられる。

加えて、サウジアラビアでは大々的な再生可能エネルギー事業への国としての介入も発表されており、こうした投資がますます中東・北アフリカ地域の成長を後押ししていくだろう。

 

イ) 中東・北アフリカ地域における拠点

ドバイと聞くと多くの人には金持ちがいっぱいいそうというイメージがあるだろうし、実際いっぱいいる。

なぜこんなにもドバイ、もとよりUAEという国は裕福なのだろうか?

この問いに関して、多くの人は豊富な天然資源、特に石油が取れることを主な理由としてあげるだろう。

もちろん石油はUAEという国に莫大な利益を与えており大きな影響力を持っているのも確かである、しかしドバイの発展には石油以外であることが大きな影響を果たしてきた。

それは、ドバイが国際物流の一大拠点であるという事だ。

ドバイには、世界最大の旅客数を誇るドバイ国際空港や中東地域最大の港であるジュベル・アリ港がある。そしてこれらを中心としてビジネス街が形成されており、グローバルビジネスのハブとなっている。

今後、中東・北アフリカ地域へと日本が進出するためにドバイは重要な拠点となりうる。

 

ウ) 訪日経験者が少ない

2017年の日本政府観光局(JNTO)の情報によると、2017年に日本を訪れた外国人の数は約2900万人であり、そのうちアジア地域から来た人が約2500万人にも及ぶが、このうち韓国・中国・台湾・香港・タイの五つの地域からの訪日客だけで約2100万人にもなる。

つまり、その他のアジアの国々では合計しても約400万人という事になる。しかもその他のアジア地域の内訳でもほとんどが東南アジアであり中東地域からの訪日客はかなり少ないといえる。

ドバイ博覧会に日本が参加することは、本物の日本を肌で感じてもらい日本という国に興味を持ってもらう重要な機会となりうる。

 

4. 今後のスケジュール

 

2018年:

4月   広報業務開始 建築、展示基本設計及び実施設計策定 運営、行催事、レストラン計画策定
 
2019年:

4月 運営、行催事、レストラン諸準備

5月    展示制作 5月  建築着工
 
2020年:

5月  建築竣工

9月  展示施工完了

10月20日  ドバイ博 開幕
 

ここまでお読みくださりありがとうございました!

2020年は日本を世界に発信していくのに大きな都市となりそうで楽しみですね(笑)

 

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