【新型コロナウイルス】給付金10万円の申請方法は?対象は?受け取り方は?簡単解説!!

f:id:jeconomy:20200428125613p:plain

 

新型コロナウイルス給付金について知りたい方へ

「この記事は新型コロナウイルス給付金10万円の申請方法や対象などについて解説するものです。」

 

※2020/04/28における情報となります。最終的にはご自身で最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

 

 

給付金決定のニュース

4月20日午後、政府は新型コロナウイルスの経済対策として、全国民に対し一律現金10万円を給付するための2020年度補正予算案を閣議決定しました。

 

国民一人あたりに10万円を給付する費用は12兆8803億円となり、赤字国債の発行によって財源の確保を目指しています。

 

閣議後の記者会見で麻生財務大臣は、「なるべく早く国民の手元に届くよう全力を尽くす」と強調しました。

 

では、

実際に給付金を受け取れる時期は何時なのか?その申請方法は?受け取り方法は?

 

これらの疑問について見ていきましょう。

 

給付金について

f:id:jeconomy:20200428111241j:plain

 

4月20日総務省は、新型コロナウイルス緊急経済対策としての給付金の申請方法に関する資料を公開しました。

 

給付対象者

”給付対象者は、基準日(令和2年4月27日)において、住民基本台帳に記録されている者”

 

”受給権者は、その者の属する世帯の世帯主”

 

給付金を受給できる対象者は、4月27日の時点で住民基本台帳に記録されている者という事なので、住民票さえ登録されていれば年齢制限や所得制限なく受け取れるという事ですね。

 

しかし、現住所と住民票が異なる場合は注意が必要です。理由は、10万円給付の申請書は住民票の住所に送られるからです。なので、「引っ越したけれども住民票は移していない」「ホームレスで、住民票がない」「住民票を届け出していない外国人」、といった条件にあたる方は、住民票を登録するか現住所と合わせる必要があります。

 

また、

赤ちゃんについても微妙なところです。4月27日時点で日本に住んでいることが条件ですから、出生届が4月27日までに受理されている場合が対象者になります。残念ながら、28日以降に生まれた赤ちゃんは対象外と考えられます。

 

申請者に関する注意点についても見ておきましょう。上で書いた通り、申請が出来るのは、「世帯主」となります。自分の世帯の世帯主がわからないときは、住民票を確認しましょう。住民票の世帯主の欄に、世帯主の方の氏名が記載されています。

 

※世帯主の注意点

①一人暮らしの場合:

 一人暮らしの場合、現在一人で住んでいるところに住民票が登録されている場合は、あなたが世帯主という事になります。そうでない場合は、あなたの家族における世帯主があなたの世帯主である可能性が高いです。

 

②世帯主が動けない場合:

 なかには、世帯主がご高齢であったり介護が必要な場合など、申請手続きが困難である場合もあるでしょう。この場合は、役所に「世帯主変更届」を提出することで、自由に世帯主を変更することが出来ますので若い方へと変更されることをおすすめします。

 

③住民票が移動できない場合: 

 中には、DVや離婚協議中などのように、別居しているが住民票を移動することが出来ていない場合などもあるでしょう。このような場合には役所に相談しておくことで別途受け取れる可能性があります。また、このような問題に対して、様々な電話窓口が用意されていますので、一人で悩まずに相談してみてください。(例:「DV相談+(プラス)」(https://soudanplus.jp))

 

 

申請方法

10万円給付金の申請手続きに関しては主に二種類(郵送、オンライン申請)があります。

 

郵送の場合:

f:id:jeconomy:20200428123350p:plain

 

郵送で申請を行う場合は、①世帯主のところへ申請書が郵送されてきますので、②その申請書に世帯主本人名義の、振込口座や必要事項を記入します。③その後、個々の確認書類をコピーして保管、原本を返信用の封筒で各市町村に返送します。

 

以上です。

 

申請期限は、申請受付開始日から3か月以内となっているので、早めに申請しておくことをお勧めします。

 

オンライン申請の場合:

f:id:jeconomy:20200428123206j:plain

 

オンライン申請はマイナンバーカード所持者のみが利用できます。

 

オンラインでの申請方法は、政府のサービスサイト( マイナポータル)によって行います。ログイン後、本人確認や世帯主本人名義の口座など必要事項を入力するだけで申請は完了です。

 

注意点としては、マイナポータルへのログイン時には、マイナンバーカードのICチップを読み込む必要があります。その為、ICカードリーダーなどのカード情報を読み取る機器を用意する必要があります。Androidスマートフォンの場合には、ICカードリーダーの代わりとして使用することも可能です。

 

スマートフォンでログインすることもできますが。専用アプリの対応機種である必要がありますので、自分が使用している機種で申請が出来るかどうか公式の情報で確認してみてください。

※マイナンバーカード対応スマートフォン一覧 はこちらから

 

受け取れるのはいつ?

 気になる給付金の受け取り時期ですがまだ明確な日時は分かっていません

 

しかし、

28日の衆議院予算委員会において、高市早苗総務大臣

 

「早い地方(公共)団体においては、五月中のできるだけ早い時期」に給付が始められるように準備しているとの答弁がありました。

 

また、

北海道の一部地域では、4月27日に既に申請書の送付が始まっていますので、5月前半には申請書の送付が始まり、五月後半をめどに給付が始まると大枠予想できるのではないでしょうか。

 

ともあれ、今後もニュースの動向を注視していく必要がありそうです。

 

詐欺も見られる

給付金のニュースが伝えられるとともに、「個人情報」、「口座情報」、「暗証番号」などの詐取を目的とした詐欺も報告されているようです。

 

政府公式の発表によると、

 

  • ATMを操作をお願いすることは絶対にない

 

  • 手数料の振り込みをお願いすることは絶対にない

 

  • 電話で個人情報を問い合わせることは現時点で、絶対にない

 

とのことですので皆さまもお気を付けください。

 

まとめ

・4月27日時点で住民票が登録されている必要がある

・申請者は世帯主

・給付時期は未定(五月下旬か?)

・詐欺行為にご注意を

 

 

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

お体にお気をつけてください!!