めんどくせーなこの言語w!!ドイツ語学習あるある4選まとめてみた!!

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皆さんこんにちは!!

筆者は現在ドイツ語を勉強しているのですが、これあるあるだな~と思う事がいくつかあったので書いてみようと思いました。

という事で今回はドイツ語あるあるを書いていきたいと思います!!

それでは行ってみよー!!

 

1. 数の言い方が謎過ぎる件

ドイツ語あるあるのまず一つ目は数の言い方です。

皆さん2586という数は日本語ではどのような言いますか?

そうですよね,、にせんごひゃくはちじゅうろく(二千五百八十六)と発音しますよね。

そして英語ではTwo thousand five hundred eighty six となります。

 

この二つに共通しているのは大きな位の数から順に読んでいくという事です。

えっ!ドイツ語は違うの?

と思った方、大正解です。

 

ドイツ語の場合2586は以下のように言います。

Zwei tausend funf hunderd sechs und achtzig

ドイツ語を勉強したことがない方のためにこれを英語で表してみると

Two thousand five hundred six and eighty

日本語にしてみると

にせんごひゃくろくとはちじゅう(二千五百六と八十)

 

もう一度言っておきましょう

2506!! と 80!!  

そう、なぜか十の位を読む前に一の位の数字を読むのです。

 

さ・ら・に

 

何でもかんでも一の位の数を十の位の数の前に読むわけではなく一の位と十の位が11~19の場合、たとえば1213の場合、ドイツ語では1200と13のように今度は一の位と十の位の数をまとめて読むことになります。

英語で表すと

One thousand two hundred thirteen(1000と200と13)となります。

 

はあ~めんどくさい…

ドイツ語の数の言い方はぜひとも改善していただきたいですね(笑)

 

2. ドイツ語発音の難易度が鬼な件

ドイツ語は基本アルファベットを使用しているのですが、一部アルファベットは異なる文字や同じアルファベットであっても英語とは発音がかなり異なるものがあります。

例えば、Aは英語ではエーと発音しますが、ドイツ語ではアーとローマ字読みになります。これは簡単なものなのですが、例えば次の二つのアルファベットを比べてみましょう。

 R・L 

この二つのアルファベットは英語では「アール」「エル」という風に発音されることは皆さんご存知のことと思います。

しかし、ドイツ語ではこの二つどちらもエルと発音するのです( ゚Д゚)!!

もちろん厳密に言うとこの二つのアルファベットは違った発音なのですが、何度聞いても日本人の我々にはどちらもエルと聞こえてしまうのです。

英語でも日本人はLとRの発音がごちゃごちゃになっているというのはよく指摘されることですが、日本人はドイツ語でもLとRの呪縛からは逃れられないようです(笑)

ちなみに筆者はLは「ル」をはっきり発音する、Rは「ル」をあまりはっきり発音しないという印象です(笑)

下にドイツ語のアルファベット発音をのせておくので良かったら聞き比べてみてください!!


ドイツ語 Alphabet の発音

 

 さあ、LとRの発音もかなり難しいいのですがドイツ語にはまだまだ難しい発音を持つものがあります。

それはウムラウト(Umlaut)と呼ばれるもので、Aなどのアルファベットの上に点が二つ付いているものです。

具体的には以下のものがあります。

 ä ö ü Ä Ö Ü

 

どうでしょう皆さん見たことがありますか?

正直筆者はジャスティンビーバーの曲名(2Ü)にあったやつか!!

と思いました(笑)(ちなみに筆者はただのかわいいマークだと思ってました(笑))

まあ、少し話がそれてしまいましたが、実はこのウムラウトさんがまた発音難しいんですよ(泣)

 

 ä  Ä 

この文字はAのウムラウトというのですが発音は口を軽く開いて「エ」と発音します。英語のAの発音と似ています。これはまあ簡単です。

 

 ö Ö

次にこちらOのウムラウトですが、発音の仕方は「オ」の口の形で「エ」と発音します。しかし!!

上の音声を聞いていただければわかりますが、この文字の発音は完全に「ウー」と聞こえます。 

筆者は残念ながら「オ」の口の形で「エ」と発音しても「ウー」とはなりません(笑)

 

ü  Ü

最後にUのウムラウトですが、こちらの文字は「ウ」の口の形で「イ」と発音します。しかし、こちらの文字もOのウムラウトと同様に「ウー」としか聞こえないのですw

さらにこれもまたOのウムラウトと同様に「ウ」の口の形で「イ」と発音しても「ウー」とは聞こえないのです(笑)

 

以上のことより、もちろん筆者がまだドイツ語初心者だからという事もあるとは思うのですが、とにかく日本人にとってドイツ語の発音はとても難しいです(泣)

 

3. 格変化の地獄

ドイツ語を勉強するにあたりまず一つ目の挫折ポイントは格変化になると思います。ドイツ語の動詞や助動詞は主語の人称と時制に応じて形が変化します。

 

ドイツ語の動詞などで変化する前の形を不定といい、ドイツ語の辞書では基本この形で載っています。不定形は語幹と語尾に分けられ、語尾は多くが-enとなります。

不定形 Learnen(勉強する)=Learn(語幹) + -en(語尾)

 

これに対して形が変わった後の形を定型といいます。

この定型は主語の人称によって語尾の形が変化するわけですが、そのルールは以下のようになっています。

kommen(来る) 語幹 komm + 語尾 -en

一人称単数  ich  komme 「私は来る」
 二人称単数  du  kommst 「きみは来る」
三人称単数  er kommt   「彼は来る」
                         sie  kommt 「彼女は来る」
                         es  kommt   「それは来る」

一人称複数  wir  kommen 「私たちは来る」
二人称複数  ihr  kommt   「君たちは来る」
 三人称複数  sie  kommen 「彼ら、彼女ら、それらは来る」

二人称敬称  Sie  kommen 「あなた、あなたたちは来る」

 え~そうなんですよ、めんどくさいんですよ。

さらにこれは時制による変化もありますし、形容詞や助動詞も変化しますしもう本当にめんどくさい!!

ドイツ語学習者はこの変化になれるまでに何回か心を折られます(笑)

 

4. 名詞の性って何?

これはフランス語などにも共通することなのですがドイツ語の名詞には文法上の性があります。

先程ドイツ語の動詞は主語の人称によって変化するといいましたが、ドイツ語では主語の性別によって定冠詞などが変化するという特徴もあります。

故に、すべての名詞において文法上性別を決めておく必要性があるのです。

具体的に見てくと

男性名詞:Mann(男) Tisch(テーブル)

女性名詞:Frau(女) Tasche(カバン)

中性名詞:Kind(子供) Buch(本)

 

いやまだ、Mann(男)が男性名詞なのはわかるけどTisch(テーブル)がどうして男性名詞なの!!しかもこれがすべての名詞に決まっているなんて!!

筆者にとって名詞の性は圧倒的な自然災害の力になすすべのない人類のごとく虚無感を与えるものでありました。

 

最後に(第二外国語でドイツ語はありなのか)

ここまで、ドイツ語あるあるを見てきたわけだが最後に多くの人が抱いているであろう質問に答えておきたいと思う。おそらく多くのドイツ語学習者は大学の授業の一環で第二外国語として学んでいると思う。

どれだけ楽に単位を獲得するのかに命を懸ける大学生にとって、ドイツ語は第二外国語としてアリなのかナシなのかは気になるところだろう。

筆者経験に基づけばドイツ語はずばり、本気で習得したいと考えている人向けの言語であると思う。

理由は、一つ目にぶっちゃけドイツ語よりも簡単な言語はたくさんある。担当の先生にもによるが基本韓国語や中国語なんかの授業は楽なものが多い印象がある。もし単に単位がほしいだけならばドイツ語は暗記が結構あるのでお勧めはしない。

二つ目の理由は、習得すれば大きな武器になる。ドイツ語は世界ではあまり使われていない言語であり、ドイツ・オーストリア・スイスなどでしか使われていない。そのためドイツ語を習得できれば将来上記のような高所得の地域で働くことができるかもしれない。仮にスペイン語やフランス語の場合、二つの地域は多くの植民地を持っていた関係でアフリカや南米でも多く使われている。働くなら、治安が良くて給料も高いドイツ語圏のほうが良いのではないだろうか。

というわけで、筆者の意見としては本気でやるならおすすめといったところである。

 

 

ここまでお読みくださりありがとうございました!

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