海外初展開【ららぽーと上海金橋】海外市場を勝ち残るポイント3選!!

皆さんこんにちは!!

すっかり暖かくなりお出かけも増えていく今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか(笑)

今回は、2020年に海外初展開となる「ららぽーと上海金橋に」ついて見ていきたいと思います。それではいってみよー!

1. ららぽーととは?

今の時代、ららぽーとを一度も聞いたことがない、全然知らないという人はあまりいないと思いますが、筆者自身ららぽーとと言われて思いつくのは

ショッピングセンター? キッザニア

ぐらいで実際あんまり知らないなーと感じました(笑)

という事でまずはららぽーとについて見ていきましょう!!

ららぽーと に対する画像結果

 

ららぽーとは、三井不動産系列の「三井不動産商業マネジメント株式会社」が手掛けているショッピングセンターの一業態になります。

 

一号店は今から37年も前の1981年船橋ヘルスケアセンターの跡地に開業しました。現在は「ららぽーとTOKYO-BAY」という名称になっています。

 

この時出来たららぽーと一号店は三井不動産にとっても初めて手掛けるショッピングセンターであり、モデルとして使われたのはハワイにある有名なショッピングセンター、アラモアナショッピングセンターだと言われています。

 

ららぽーとという名前はフランス語でという意味である「Le port」からきており,定冠詞であるLe を響きの良いLa La ともじってららぽーととなりました。

港というコンセプトはららぽーと一号店が海に近いことから出てきたと思われます。

 

ららぽーとの特徴的なロゴについてですが、ららぽーとのロゴは「La La」という文字の形と家族を表現しており、長い線が大人を、小さい丸が子供を表しています。(写真上)

 

店舗数は現在(2018年4月)国内に13店舗ありますが、今年の9月に「ららぽーと名古屋港アクルス店」がオープンするため14店舗となります。

 

2. ららぽーと上海金橋について

2020年に海外初展開となるららぽーと上海金橋が開業予定となっていますがいったいどのような店舗になるのでしょうか?

<施設イメージ>

施設イメージ

出典:https://www.ryutsuu.biz/abroad/j032202.html

 概要

・三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋
所在地:中国(上海)自由貿易試験区金橋片区4号地-4-03
交通:地下鉄9 号線※平度路駅より徒歩約10分 ※2017年開通予定
敷地面積:約43,000m2(全体)
構造規模:地上11階、地下2階
商業部分:地上1階~地上6階(一部7階)
駐車場:地上1階~地下2階
※7階~11階はオフィス(同社の事業外)
建物延床面積:約146,000m2(うち、商業部分約129,000m2、オフィス部分約17,000m2)
店舗面積:約60,000 m2
店舗数:約200店舗
駐車場台数:約2,250台 (敷地外駐車場含む)
運営・管理:上海井橋商業管理有限公司

参考:流通ニュース

<地図> 

 

 戦略

 

日本食をテーマにした飲食フロアの設置やシネマコンプレックスアミューズメント施設を充実させ体験型のショッピングセンターとして話題性に富んだ経営を目指していく。

 

・ハイエンド商品に加えて、デイリーユースに適した商品も充実させ幅広い客層を引き付ける。

 

三井不動産系列による100パーセント出資で経営を安定させる。

 

 3. 海外展開成功のポイントは?

それでは最後に、ららぽーとの海外展開成功のポイントをみていきましょう!!

今回は三つほどご紹介していきます。(; ・`д・´)イクゾ!

 

ア) 成長市場を取り込めるか

上海は、工業地域としての上海からサービス業地域としての上海へと、急速な産業の高度化が進んでいる。また、所得水準も上昇傾向にあり2015年には北京を抜いて年収が中国トップとなった。

つまりサービス産業の需要が増加していく中で所得も増加していくという現在の状況は、大きなビジネスチャンスとなるのだ。

ららぽーと上海成功は拡大するサービス産業需要の受け皿として機能するかどうかにかかっている。

 

イ) 蓄積したノウハウを発揮できるか

ららぽーと三井不動産系列であることはお話ししたが、三井不動産では国内のショッピングセンター市場の飽和化への対処とアジア地域の消費拡大を受けて積極的な海外進出を行っており、会社として2015年から2017年の3年間で海外に5500億円もの投資計画を遂行してきた。

その結果、現在三井不動産は中国の寧波や台湾、マレーシアなどにショッピングセンターを持っている。

ららぽーと上海においては寧波や台湾で培ったローカルな経営ノウハウと国内で培った伝統的な経営ノウハウ、それ以外の地域で培ったグローバルな経営ノウハウを統合して顧客の満足を引き出してことが求められていく。

 

ウ) 政治リスク下で日本カラーをどのように打ち出していくのか

現在国際政治はとても不安定な局面を迎えているといえる。米朝会談へ向けて歩み寄りが目指されている一方で、中国とアメリカは貿易戦争の様相を呈している。

中国では様々な政治的要因によって日本企業に影響が出てくる。

ららぽーと上海では建物のデザインに折り紙のコンセプトを採用したり、日本食のフードフロアを設置したりと様々な形で日本カラーを表現していくとしているが、あまりにも露骨な日本カラーの表示は政治的リスクの元では危険もある。

グローバル化が進んだ今の時代、昔ほど日本に対する中国人の意識はネガティブなものではないと思うが、それは今後の日中関係で大きく変化する可能性がある。

中国の人々に受け入れられる形でどのように日本のカラーを打ち出していくのかが大きな課題となっていくだろう。

 

 

ここまでお読みくださってありがとうございました!!

なんだか記事を書いてたら、ららぽーとに行きたくなってきました(笑)

 

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