【朝食】結局のところ朝はパン・ご飯どっちがいいのか?
皆さんこんにちは!
現在、日本では朝食パン派とご飯派で壮絶な激論が繰り広げられており、次世代のきのこの山・たけのこの里闘争と言われています。
という事で今回は結局のところ朝食はパンとご飯どちらが良いのか考えてみようと思います!それでは行ってみよー!!
経済面からの考察
それではパンとご飯を経済的な面から見てみよう。まずはモデルケースの設定をしていく、今回のモデルは以下の通りとする。
モデル条件
- 三人家族:母(40代専業主婦 生活強度指数1 身長160cm) 父(50代会社員 生活強度指数2 身長175cm)子供(20代 部活動なし 生活強度3 身長170cm)
- 家族は毎日必ず朝食を取る
- お米の摂取量は一日の適正エネルギー量を試算しそれを三分の一にした値を朝食における摂取カロリーとし、そのカロリーの半分をご飯で補うものとし、摂取量を試算する。
- 一番大事な商品の値段についてであるが、お米の場合スーパーで買う場合安いもので平均5kg=約1.500円、高いもので5kg=約3.000円ほどである為今回は5kg=2.000円として計算する。パンに関しては、多くの人が購入している食パンを用いるとしてその値段はスーパーで売られている平均的な六枚入り150円として計算する。
※商品の値段はパン・ご飯ともに多少高めに見積もってありますので、ご自分で購入しているパンやご飯の値段がわかる方がいましたらその値段を以下の検証においてあてはめてみてください。
ご飯・パンコストの試算
朝食におけるコメの摂取量を決めるため、まずは一日の適正エネルギー量を試算する。尚、一日の適正エネルギー量は以下の式で求める。
1日の適正エネルギー量(kcal)=(標準体重)×(生活活動強指数)
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
生活活動強度の目安
Ⅰ(低い)・・散歩、買い物程度のゆっくりとした歩行1時間以内
Ⅱ(やや低い)・・通勤、立位の業務などを2時間以内
Ⅲ(適度)・・Ⅱの生活プラス1日1時間程度の速歩、または農作業などの作業を1日1時間
Ⅳ(高い)・・それ以上※肥満改善でダイエットが必要な場合は20~25までに押さえます
Ⅰ(低い) Ⅱ(やや低い) Ⅲ(適度) Ⅳ(高い) 年齢 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 18~29 31 31 36 35 41 40 46 45 30~49 29 28 33 33 38 37 42 41 50~69 28 27 32 31 37 35 41 39 70以上 28 27 32 31 37 35 41 39 引用:1日の食事の適正量
データ
母:40代 身長160cm
標準体重=1.6 ✖ 1.6 ✖ 22 =56.32(kg) 生活強度指数=28
父:50代 身長175cm
標準体重=1.75 ✖ 1.75 ✖ 22 =67.37(kg)生活強度指数=32
子:20代 身長170cm
標準体重=1.7 ✖ 1.7 ✖ 22 = 63.58(kg) 生活強度指数=41
一日の適正エネルギー量
母:56.32 ✖ 28 = 1,577(kcal)
父:67.37 ✖ 32 =2,159(kcal)
子:63.58 ✖ 41 =2,607(kcal) ※小数点以下四捨五入
以上より朝食で米またはパンによって摂取するカロリーは家族それぞれ
母=約263(kcal) 父=約360(kcal) 子=約434(kcal)
と考えられる。
それぞれのカロリーを摂取するために必要なコメまたは食パンの量は
米(100g=168kcal)母:約156g 父:約214g 子:約260g
食パン(六枚切り一枚=67g=177kcal)母:一枚強 父:約一枚半弱 子:一枚半強
となります。
よって一回の朝食で消費されるコメの量は約630g、パンは 約4枚半となる。
お米の価格を5㎏で2.000円とすると630gで252円となりパンは6枚切り150円として一回の朝食では112円のコストと言える。
結論!! パンが安い!!
※とはいえ、このモデルではという事ですので皆さんも上記の方法に従ってご自身のコストを比べてみてください。ちなみに筆者はど田舎出身ですのでお米はタダでもらえます。よってパンよりも安いですww
ダイエット面からの考察
ダイエットのために朝食を抜いている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、朝食を抜くことは一日の活動に悪影響があり好ましいことではありません。しかし、それでもダイエットで朝食をなるべく太りにくいように摂取したいという人もいらっしゃるでしょう。
というわけでここからは、パンとご飯どちらがダイエットに向いている朝食なのかを考えていきたいと思います。
すぐにおなかがすいてしまうのは?
ダイエット中は腹持ちがいいものを食べることで間食を防ぎたいですよね。ではパンとご飯ではどちらのほうが腹持ちが良いのでしょうか?
結論から言うと基本的にご飯のほうが腹持ちが良いと言えるでしょう。
理由は消化と吸収のスピードにあります。
お米と違いパンは小麦をすりつぶし粉上にした小麦粉を原料として使っています。よって既に消化されやすい状態にあると言えます。
人間は胃の中が空っぽになると空腹感を感じるため、より長い時間胃の中にとどまるお米のほうがパンと比べて腹持ちが良いと言えます。
満腹感を得やすいのは?
間食を減らす以外にも、ダイエットの天敵である食べ過ぎを防ぐためになるべく満腹感の得やすいものを食べたいところです。
実はこれに関しても、ご飯とパンでは基本的にご飯のほうが満腹感を得やすいと言われています。
理由は主に二つあります。
一つ目は噛む回数です。
人間の満腹感は満腹中枢からの命令でコントロールされています。満腹中枢は、食事によって血糖値が上がるのを感知すると、「これ以上は不要」として、満腹感を人間の体に感じさせるのです。しかし満腹中枢が血糖値上昇を感知するまでは通常20分程度かかります。その為咀嚼回数を多くしてゆっくり食事をすることが、過食による肥満を防止することにつながるのです。
パンとお米では基本的にお米のほうが噛む回数が多いのでお米のほうが満腹感を得やすいと言えます。ただし、パンにもいろいろな種類がありますので、パンを食べたいという方は固めのパンを選ぶなどパンでも満腹感を得やすい工夫を凝らしてみると良いのではないでしょうか。
二つ目の理由は血糖値の上昇速度の違いです。
ご飯とパンでは食べた時の血糖値の上がり方が異なります。パンは急激に血糖値が急上昇・急下降するのに対して、ご飯はゆっくりと上昇・下降します。血糖値の大きな変化は上空腹感を感じやすくすると言われています。
また血糖値の急激な変化は糖尿病の原因にもなります。
カロリーの違いは?
パンのカロリー
食パン一斤で約1000kcal
4枚切 250kcal
6枚切 167kcal
8枚切 125kcal
ご飯のカロリー
大き目のお茶碗1杯 300kcal
普通のお茶碗1杯 250kcal
小さめのお茶碗1杯 200kcal
パンとご飯のカロリーの違いはほとんどないと言える。
栄養価においても互いに炭水化物がほとんどであり違いは少ない。ただし、ご飯・パンのおかずに何を食べるのかで大きな違いが出るので注意。
ご飯のほうがダイエットに向いている
以上の検証を鑑みると、ご飯のほうが腹持ちがよく、満腹感も得やすい。さらにはパンと比べてもカロリー上の違いがほとんどないことがわかる。よってダイエットにはご飯の方が向いていると言える。
利便性からの考察
朝食において利便性は大きな考察ポイントでしょう。なぜなら多くの人に共感してもらえると思うが、朝ご飯の用意は正直めんどくさい。
本当にめんどくさい!
もう一回ぐらい言っておきますか、めんどくさーーい!!
それでは、パンとご飯はどちらが楽なのか?
筆者はパンのほうが楽だと思う。なぜならお米研いだり、炊飯器のスイッチ押し忘れたり、洗い物多かったりと朝の寝ぼけた頭では処理しきれないような問題と度々出くわすからだ。
その点、パンだったら袋から取り出し、おかずもパンの上にのせて、用意するのも片付けも極限まで楽にできる。朝が弱い筆者にはパンは強い味方だ。
まとめ
- パンのほうが安いかも?
- ダイエットにはご飯がいい
- パンは便利
筆者談
上でも書いたが筆者はお米がタダでもらえる、しかもお米のほうがダイエットに良いことも分かった。でもねパンは楽なんだよね、結局朝はパンが楽なんだよね。朝はパン♪パンパパン♪
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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